Ansuerer'sNote

当ブログ管理人である『あんすらぁ』がライフワークとして楽しんでいるトレーディングカードゲーム(バトスピ/!ヴァンガ/ギャザ)について徒然なるままに記事を投下していきます。

【デッキ解説】アクアフォース(レヴォン軸)2020年2月版

皆さんこんにちはこんばんは!

当記事をご覧頂きまして有難うございます。

今回はかなり久々となりますが、デッキ解説記事を投稿させて頂きました。

今回は筆者が最も好きなクラン[アクアフォース]の最新カード「終末の切り札レヴォン」をメインとしたデッキを紹介します。

 

まずはキーとなるレヴォンについて説明します。

 

終末の切り札(ラストカード)レヴォ

グレード:3、パワー:12,000、ギフト:アクセル

【起】【(V)】【ターン1回】:【コスト】[リアガードを1枚【レスト】する]ことで、そのターン中、相手のヴァンガードのパワー-5000。
【自】【(V)】:アタックした時、【レスト】しているあなたのリアガードが5枚以上なら、そのターン中、このユニットのパワー+15000/ドライブ+1し、あなたのソウルにグレード3があるなら、さらにクリティカル+1。

 

と上記の能力を持ったユニットとなります。

では、このカードの特徴について説明しましょう。

 

1.「相手ヴァンガードのパワーダウンによるリアガード単体攻撃の強み。」

今のヴァンガードをプレイしてる人ならご存知かと思いますがグレード3(以下G3)のパワー基準がフォースでは13,000、アクセルプロテクトでは12,000…グレード2(以下G2)ではフォースが10,000、アクセルプロテクトが9,000、グレード1(以下G1)は各タイプ8,000が基準となります。

ここで言えるのは再序盤から出しやすいG1G2帯は相手のヴァンガード(以下V)がG3になると単体のアタックではヒットできないのが共通事項でした。それがレヴォンのスキルに依ってリアガードを1枚レストするだけで相手のG3Vが8,000ないし7,000のパワーとなり此方のG2G1帯のリアガードが単騎でアタックヒットできるようになるのが強みとなります。

2.「Vレヴォンアタック時に条件付きだが+15,000とトリプルドライブ獲得できる点(更に+☆1)」

条件…アタック時に自軍リアガードが5体レストしているとパワーがあがりトリプルドライブになるのはただでさえ1つ目のスキルで相手V

への攻撃が通しやすくなっているのに更に相手のガード強要につながります。トリプルドライブによってダブルトリガーもままあり得るためダメージ4点状態からノーガードはさらにしづらくなりますよね?

リアガードが5体レストというのも1つ目の能力やアクセルサークルによるリアガード追加も出来るため割と条件が緩いと思われます。トリプルドライブ獲得してる分出したリアガード分手札の補充もしやすい方かと思います。

・デメリット、弱点

勿論、デメリットもあります。どんなに手札にトリガーカードが偏ってしまってもレヴォンの強みであるパワー増加とトリプルドライブ獲得するためにはリアガードサークルに5枚以上並べなければいけません。

そのため手札のガード値が低くなりやすかったり、リアガード複数除去による1:X交換されてしまうと立て直しが効かなくなり強みが発揮できなくなる場合があります。

そんな弱点も補いつつ、リアガード単体の要求値を維持しながら複数アタック仕掛けることで相手を圧倒するのがこのデッキの基本戦略となります。

 

 

それでは筆者オススメのデッキ構築を紹介していきます。

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デッキレシピ:アクアフォース(レヴォン軸)

G3(4枚)

最後の切り札レヴォン×4

G2(16枚)

蒼波水将ガレアス×4

コーラルアサルト×4

蒼波水将フォイヴォス×4

潮騒の水将アルゴス×4

G1(13枚)

ホイールアサルト×4

戦場の歌姫ネリッサ×4

ストームライダーニコロス×3

蒼波兵長ベラギオス×2

G0(17枚)

エリックFV×1

バニラ(☆)×6

バニラ(引)×2

パスカリス(引/守護者)×4

バニラ(治)×4

 

それでは各種採用理由を解説します。

・G3帯

「終末の切り札レヴォン」

デッキのメインコンセプトのため最大である4枚採用。他のG3を採用していない理由としてはレヴォンライド以降もその能力で単体要求値が取れるG2G1帯の枚数を厚くして再序盤から攻めに行けるようにしていること、G2G1帯のユニットもレヴォンのスキルありきでチョイスされているカードが多数のため、他のG3を採用する余地が薄いからです。

 

・「G2G1帯」について

此方は選考基準が決まっていて

1.「単体で複数回アタックできるユニット」

理由:相手Vのパワーが下がるため単体のパワーが低くても複数回アタックできるユニットは相手にとって脅威なため。

2.「リアガードを増やせるユニット」

理由:盤面にリアガードを複数並べることで発動するスキルが複数種あるため。

3.「自ターン終了時に盤面から手札に変換できるユニット」

理由:盤面にリアガードを並べる分相手ターン時のガード値が少なくなりやすく、その弱点をリカバリーするため。

4.「列もしくは単騎で15,000以上のガード要求できるユニット」

理由:相手がダメージトリガーでパワー上昇しても要求値を満たせるユニットは不可欠。

…これらを満たすものが優先的に採用されています。これを踏まえた上で説明していきます。

 

・G2帯

上記の条件を満たせるユニット4種×4枚ずつ投入するのがグレード配分的に安定値だと捉えております。(G3が4、G2で16採用するとG1が残り13なのでG1G2帯でアシスト事故を起こしにくくしています。)

それでは各種採用理由です。

・「蒼波水将ガレアス」

このユニットはG3Vになってからでないと真価は発揮されませんが上記の条件1と4を満たす優秀なユニットとなります。

4の要求値を満たすために原則アクセルサークルにコールして運用します。(相手V8,000に対し19,000×2回アタック可能なため)

・「コーラルアサルト」

このユニットは序盤からも使え、中盤以降も3と4を満たせるユニットとなります。

ただし、アタックする順番はくれぐれも注意しましょう。

・「蒼波水将フォイヴォス」

このユニットは主にG3Vの時に1と2を満たせるユニットですが両方同時には満たせないので状況に合わせて使い分けましょう。

ガレアスと違いCBを要求しない分パワーはあがらず、スタンドスキルに手札を捨てなければいけないので…どちらかと言うと2の役割の方が多いです。

・「潮騒の水将アルゴス

このユニットは1を満たすユニットですがタイダルアサルトとの違いは消費コスト(CBかSBか)だけでなく、G1帯にストームライダーニコロスを採用しているため、2を満たすユニットと連携している特殊な役割をしています。また序盤にダメージを多数受けた場合にアルゴスVライド時に使用できるリアガードスタンドスキルで押し返すことも可能になります。

ダメージを受ける際にはアルゴス&ガレアスの使用するスキルのCB分をうまく調整しながら受けましょう。

 

・G1帯

G2帯と違い枚数枠が13枚のため内訳に悩みやすい枠と言えます。やはりG2帯同様に1〜4の条件を複数満たすユニットが優先的に枚数を割かれます。

・「戦場の歌姫ネリッサ」

このユニットはレヴォンのレストスキルとの組み合わせコンボでデメリット打ち消し&単体打点を上げることができるため3と4の性質を持っています。そのため4枚採用最優先となります。

・「ホイールアサルト」

このユニットは特殊な立ち位置であり、単体のユニットとして見るよりは他のユニットとの組み合わせで考える形にはなります。

レヴォンのスキルによりリアガード単騎でガード要求値が取れるようになる為、このユニットのブースト終了時のリアガード入れ替えによりリアガード列1列で複数回アタックすることが可能になります。

そして、序盤のVライド時には自身からG2へライドする事でドローが可能になるため手数を増やすことにも繋がります。

よって1と2の性質を併せ持つユニットと言えるので優先的に4枚採用となりました。

・「ストームライダーニコロス」

先述した「潮騒の水将アルゴス」を山札からサーチができる点、登場ターン中は11,000のパワーになることで対面がフォースのG2Vの際にG2Vのブースト役として、レヴォンライドターン以降はG2G1リアガードのブースト役として重宝しる部分が多いものの、有限リサーチ&登場したターンのみのパワー上昇であることを鑑みて3枚採用に留まっております。

性質としては2と4に近い動きをすると言えるでしょう。

・「蒼波兵長ベラギオス」

最後に残った2枚枠としてベラギオスを採用しました。他の同様にレヴォン軸を使用している方々はデッキに4枚しか入っていないG3であるレヴォンを手札に回収するために4枚採用されている構築が圧倒的に多いのですが、同様にG3枠が4枚しか採用されていない「たちかぜ」の「アンガーブレーダー」軸と比べ、序盤からコーラルアサルト、戦場の歌姫ネリッサやVホイールアサルトによるドロー、ストームライダーニコロスによるデッキ圧縮も相まって比較的にレヴォンを引き込みやすい構築になっています。そして、ベラギオスのG3サーチ能力以外に+5,000パワー上昇スキルがありますが、先述しているリアガード列で15,000以上の要求値を確保するユニットとしては単体では満たせず、かつ満たせるアクセルサークルには優先的にガレアスやアルゴスなど単体で複数回アタックできるユニットを配置したいため、アタッカーとしての優先度は他のユニットと比べ低くなってきます。以上のことを踏まえると必然的に枚数を削りやすいユニットとして考えられるため事故防止という観点から2枚採用に留まっております。

 

・トリガー配分

こちらの構築では☆6引6治4の内訳になっております。

レヴォン軸は性質上盤面にリアガードを一定数展開しなければいけなく、アクアフォースというクランの特性上原則山札から引いたカードを出して戦わざるを得ないためバニラドロートリガーの採用をしつつもトリプルドライブで詰める場面も欲しいため☆6引6のバランスで構成されてます。

 

・各環境クランに対する立ち回り

1.対バミューダ△ (リヴィエール軸)

後手でも先手でも複数枚のG3リヴィが揃ってしまうと止められないためパーツを要求しやすい再序盤からダメージを重ねにいきつつ押し込むしか有りません。(引き込むパーツを吐き出せれば相手のキルターンも遠のく…当たり前ですが)

相手が序盤から守るためにガード値を割いて表のダメージを付けないようにした場合は敢えてCBを与えずにG3リヴィにライドさせるのも手です。点の受け方によってはまったく倒せない相手というわけでも無いので頑張りましょう。

 

2.対なるかみ(ヴァンキッシャー軸)

基本戦略はコーラルやネリッサを駆使して前列をなるべく残さないようにターンを渡すように戦いましょう。

ヴァンキも下地とパーツが揃ってしまうと手札を減らさず連パンされてしまうので型にハマると手に負えなくなります。

個人的にはガンバスが混じったタイプの方が戦いやすいです。(ガンバス<ヴァンキ系の連パン)

こちらも点の受け方に気を付けながら戦えればまったく勝てない相手ではありません。

(基本不利ですが…)

 

・対ペイルムーン(ルキエ軸)

G3以降の受け性能は強いものの、締めに行くのも早くはないパターンが多いので序盤から要求をしっかり取ることを意識しましょう。

エンダイブから出すパーツが揃ってると相手も序盤から殴り返してきますので、その場合はCBの与え方に気を付けながらアタックするのも大事です。

 

・対むらくも(hyu-ga軸)

基本的に不利ですが、ホイールアサルトでアタッカーを後列から引っ張り出せるようにしておくと相手もシラユキを使うタイミングを考えさせられるのでまったく勝てない、ということにはなりません。

(コーラルやネリッサを駆使してリアガードを山札に返されるケアもできます)

ただやはり複数回hyu-gaのリアガードを山札に戻す能力を使われると手数で置いてけなくなるために長期戦に持ち込まれるのには注意しましょう。

 

・たちかぜ(アンガーブレーダー軸)

こちらもアクロカントが序盤から走り始めるとどうにもならないのですが、序盤からコーラルアサルトやネリッサで殴り逃げ(アタックした上で後から手札に変換できるユニット)しても、相手が殴り逃げできるユニットはメガレックスくらいなので相手のガード値を突破して押し込めることも多々あります。

 

いずれの相手に対しても

綺麗に要求値を上げながら連続アタックを毎ターン仕掛けていくことを意識して戦いましょう…としか言いようがないかも…

(語彙力なくてスミマセン…(^◇^;))

 

以上となります。